遊び矢ブログ

日本国憲法改正草案を審議したい

京都アニメーション放火殺人事件について 

亡くなったのは他人じゃない

私が京アニの火災のニュースに気づいたのは、12時ころ。その時点で死者が一人でていて「これはやばい」と思ったのですが、続報を聞いていくうちに事態はどんどん悪化していきました。

後からは悪い情報しか出てこない。心肺停止と報道された方が次の時には死者の数に加えられている。今この瞬間に人の命が失われていっている。数字でもたらされるこの現実に私は、こらえきれないものがありました。

京アニには今まで大変お世話になってきました。京アニの作った作品からは多くの感動と楽しい時間と、思い出をもらいました。私の人生に大きな影響を与えています。私の京アニ作品への思いがそのまま、京アニスタッフへの思いとなって、今日のニュースを追いかけました。

自分の人生をつくってくれた京アニが今、大変なことになっている。作品は不滅のものです。それはずっと長く人々に愛されていくでしょう。京アニのこれからの活躍を私を含めた多くの人が楽しみにしていたはずです。私はさっきまで生きていた人が次に聞くときには亡くなっているという状況に、一人でも多くの命が助かって欲しいと思いました。

今まで、火災や災害、事故のニュースを聞いても事後に何人が亡くなった、というのを数字の大小で捉えていました。しかし京アニのことは後から詳細を知って、単なる情報として捉えるというのはしたくなかった。そこにある見知った命が知らない間に手元からすり抜けていっているというのは嫌でした。ひさしぶりにテレビのニュースにはりつきました。亡くなった彼らと私は作品を通じてつながっていました。作品を見たことがある人ならみんな同じだと思います。尊い人命が失われた、とか冥福をお祈りするとか、そんなことじゃなく今そこにある命が助かって欲しい。

犯人は逃走して、身柄を確保されたときも恨みごとを言っていたそうです。これがテロリズムなんだ、と思いました。自分の訴えたいことのために、暴力に訴えて、自分の命すら自らの主張のために軽視する。「愚かな暴力」とテレビで言われていました。本当にそうだと思います。

今この時点でわかっている情報は25人が死亡、他重軽傷者多数です。火災当時70人ほどの人がいたそうです。京都アニメーション第1スタジオ3階建てです。一階部分は爆発、二階と三階は火災によって全焼です。犯人はガソリンを撒いて、火をつけたそうです。出入り口は2つしかなく、脱出もままならない状況だったのでしょう。心肺停止の状態で救助された方は火傷もしくは煙をすったのでしょう。

火災の恐ろしさ、人間のもろさ、煙を吸っただけでも人は死んでしまうのです。犯人は包丁のような刃物も五本持ち込んでいました。どうしてこんなことができるんでしょう。それだけの用意があるからには理性を持って犯行を起こした、怒りにまかせた衝動的なものではないはずです。犯人は顔、胸、足に火傷をして重体、今日一日は麻酔で起きないとのこと。絶対に生き延びて罪を償って欲しいです。

スタジオには20代から30代の若い方が多く働いていたという情報もあります。どうして若い命が失われなければならなかったんでしょうか。

この火災放火事件についてはそれなりに時間をかけた報道が為されるはずです。より詳しく詳細な情報が、最後まで報道されることを願います。これから先どんなことになるかはわかりませんが、アニメに接する機会が多い私にとって決して少なくない影響があると思います。私はこの事件のことをずっと忘れないでしょう。最後にまだ安否の確認ができていない方、容態が安定しない方、負傷した方の希望を祈ります。どうか少しでも多くの命が助かりますように。